結果を出して定時に帰る時短仕事術:メモ

 各プロセスの所要時間は作業担当者が想定するバッファを見込んでいるものです。しかし、バッファ時間をパートごとに消費すると、余計にバッファ時間がかかってしまいます。作業者は基本的にバッファを設定されると、かならずそれを使い切ってしまいます。
 そのため、さらにスケジュールを短縮したい場合は、最短の所要時間の合計値に対して、プロジェクト全体でバッファ時間を設定すると無駄がありません(図4)。各プロセスが予定どおり完了すればOK、遅延すれば全体のバッファ時間から差し引いていくという寸法です。
 その上で、マイルストーンとなる日を決定し、関係者で共有します(図5)。

個別にバッファを設けなくて、全体で設ける。そのバッファを使うかどうかの判断は都度。ですね。・・・バッファを使わせない仕組み。